衣谷の日記

フランス在住働くシングルマザー

医療・精神・療育児童センター

 最初、主治医に会ったあと、主治医からメールが来て、隣町の「医療・精神・療育児童センター」というところに行くのがいいのではないかと書いてあった。主治医は、まず、精神科医を紹介してくれたのだけど、主治医から精神科医へ直接連絡をしてくれたらしく、精神科医が、そのようなケースでは、子どもの診療をするより、グローバルに家庭環境も含めて「心・体・法律・社会福祉サービス」など、多面的対応をしてくれる場所に行くべきだと言ったそうだ。

 

 最初、教えられた隣町の児童センターへ電話したが、メールが来たのが金曜日の夕方で、すでにセンターがしまっていた。それでも、電話をするとメッセージが流れて、コロナ外出禁止により、センターは閉まっていること、臨時的にある携帯電話番号にかけると、センターと連絡が取れること、次の週の水曜日までは、その番号も例外的につながらないこと、がアナウンスされた。

 それで、私は水曜日まで待って、携帯番号に電話した。一人の女性が出て、そのときすぐは会議中で話せなかったのだが、数時間後に折り返し電話をくれた。事情を話すと、私の住んでいる町にも同じようなセンターがあり、隣町では管轄が違うので受け入れができないといわれた。

 そういうセンターは公立で、無料サービスならしい。管轄市町村の住民しかサービスが受けられない。

 私の住む町の所属するセンターの連絡先をもらい、再度そちらにかけてみる。

 いろいろと詳しく事情を聞いてくれて、私の名前と申し込みは登録された。けれども、ふだんから順番待ちのリストは長く、そのうえコロナでセンターが閉まっているので、すべての面接が先延ばしになっているという。だから、私たちを受け入れられるのがいつになるか、見当もつかないといわれた。

 もちろん、状況が悪くなるようなことがあったら、いつでも連絡してくれと言われたが、同時に、もし個人のカウンセラーや精神科医に当たれるなら、あたったほうがいいとも言われた。

 

 それが先々週。

 それで先週、子どもたちは精神科医に受診したのだ。

 

 今状況が悪くなっているといえるかどうかはよく分からない。相談先として、よさそうには思えるが、もし父親が精神科医に会いに行かないようであれば、連絡してみようと思う。

 

 私が精神科医への予約を取ったかどうか聞くメ-ルを出したら、元夫からは、「進んでいる。また状況を伝える。」と返事が来た。

 進むって、何がだろう。予約は、取るか取らないかしかないし、ネット上で一瞬で取れるんだが。あの人の「得意の煙巻き」のつもりか。