衣谷の日記

フランス在住働くシングルマザー

子どもたちの日本語アトリエで

  今日は、うちの11歳になる双子が、たま~に参加する日本語アトリエで最近私がメモったことを書いてみます。

 全部書くと多分長くなってしまうので、前回メモったことの、しかもそのうち一部だけ。もし続けられたら、また同じテーマで書きたいと思います。

 

 私のしている数少ない日本語教育の一つが、定期的に日本語の文章を読ませること。一応目指しているのは、毎日。できない日も結構あります。

 

 ここ2~3年苦労しているのは、漢字の読み。前はすべてひらがなの本や、ふり仮名のふってあるような本を読んでいたけど、だんだん大きくなってくると、内容が幼稚すぎると本人たちのモチベーションが下がって読んでくれない。

 今本人たちの興味のわく、読みたいものを選んでくれば、必然的に小学校低学年の漢字くらいは読めないと、あまりにもたくさん読めない字が多すぎて親子ともくじけます(泣)。

 

 前回のアトリエでは、先生が子どもたちに本を読ませている現場を参観できました。

 ここで私が学んだ素晴らしいこと、それは、

1. 読んでいてわからない漢字が出てきても、漢字の読み方をすぐに教えない。

2. わからないまま数行読ませてから、わからない漢字の意味を当てさせる。

3. 子どもがあまりにも分からなくても、大人ががっかりしない。

の三つ。

 これならば、うちのように、漢字学習をする時間もエネルギーもない(特に親が)場合でも、読みたい本を読ませながら、ついでに漢字も覚えるのではないか?という希望を取り戻して帰ってきました。